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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「すいませーん
ひきわり納豆ってどこですかー?」

しゃがんで品出ししてる
その人に声をかけると

「はいはーい」

メガネをクイッと上げて
爽やかな笑顔が立ち上がる

「あれ?青城の?」

ん?なに?

及川さんの事知ってるのかな?

及川さん有名じーん!?
でも男のファンは
あんまり嬉しく………

「姫凪ちゃんのお兄ちゃん
姫凪ちゃんの御見舞?
……に、納豆はないわな〜
お遣いかな?及川くん」

はい?

えーっと。
なに?

思考が一気にフリーズする

「あの…うちの妹に…なに…」

「ひきわり納豆はこっちですよー
普通のひきわり?
それともきざみ納豆のがいいのかな?」

いや…その前に質問に応え…

「そう言えば姫凪ちゃん
熱は下がったの?」

「いや、まだ帰ってないから…」

「季節の変わり目は
気をつけなきゃなー
朝はまだしばれンべー?」

絶対零度で凍ってみるかい?

「いや…だから…
うちの…姫凪とは
どういう…」

「はい、こっちこっち
お兄ちゃん!
ひきわりときざみ
メーカーはここが
オススメですよー」

切りぎさみたい……

全く噛み合わす気も無い
営業トークに紛れる
姫凪を知ってます
ワードが
気に触る

「あー…どうもでーす★」

でも不機嫌オーラや
喧嘩腰は
まっつんに釘刺された
ばっかりだし我慢…

「姫凪ちゃんに
よろしく!お兄ちゃん!」

イラッとな。

お兄ちゃん、お兄ちゃん
うるさいんだよ…

好きで兄貴してるわけじゃ
ないんだからさ。

「はーい、どうも」

オススメされた納豆を
カゴに放り込んで
レジを通過して
そのまま店を飛び出した
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