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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


待つ事 数十分。

治まったムスコを確認して

部屋を出てリビングへ

ドアを開ける前
ゆっくり深呼吸して
心を落ち着かせる

「姫凪は妹…
姫凪は妹…
あの時及川さんは寝てた…
なんにも聞いてない!よし!!」

バタンと勢い良く
ドアを開けて中に入ると

「あ、れ?」

姫凪居ないし!なんで!?

「及川さんのドギマギ返して!」

ソファーにダイブすると

『あ!お兄ちゃん?!
起きたの?!』

後ろから声だと!?

振り返ると
パジャマを着た姫凪が
立ってた

「お風呂入ってたの?」

これまた無駄な
オプション付けてきたね…

風呂上りとか聞いてないから!

『う、うん…あの
お兄ちゃんとご飯食べたかったし
起きる前に
入っちゃおっかなって…』

モジモジしながら
オレの服の裾を握る


近くなると香る
同じシャンプーと
ボディーソープの匂い

まだ濡れた髪の毛が
これまた色気割増なんだけど

トオルくん大丈夫?
枯れるまで抜いてこなきゃ
ダメだった?!

『お兄ちゃん?
まだ、怒ってる?』

「へ?!何を?!」

暴走にストップをかける
姫凪の声

『お昼怒鳴っちゃった事…
ゴメンナサイ…』

ギュッと腰に巻きつく
姫凪の腕
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