第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
コンビニでスイーツとかを
買い込んで家に帰ると
玄関まで漂う美味しそうな匂い
「ただいまー
…ん?なんかいい匂い!?
母ちゃん!今日もしかして
ハンバーグ!?」
リビングのドアを開けて
中に飛び込むと
『お、お帰り!
あのお母さんは
おばちゃんの所行くって!
だから今日は二人で食べなさいって
んで…私が…』
エプロン付けた姫凪が
オロオロとオレに話しかけてくる
「え、あぁ、そうなんだ…」
久々にエプロン姿の姫凪とか見て
不覚にも凄いドキドキする
『食べる?』
甘えた声に更に熱くなる身体
「先、風呂入る!」
これヤバイやつ!!
リビングを飛び出して
廊下で深呼吸を繰り返す
「なんであんなに可愛いのさ…
ドキドキさせないでよ…
オレが…止まれなくなったら…
どうするのさ…」
謝り損ねた事を後悔しながら
疼く自身を鎮める為に
シャワーをぶっかけ
湯船に身を沈めた