第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
「ふーん…いーよー?
姫凪…よろしく…ね…?
俺好みにしてあげんね」
松川さんが色っぽい声で
耳に声を落として
「とりあえず
昼飯から食おっか?
昼休み迎えに行く〜」
ほっぺたにキスを落とした
『ちょ…!何を!?』
身体を思いっきり仰け反らせると
「ん?唇の方が良かった〜?」
不思議そうに私の顔を見る
『ちが…!イキナリこんなところで…』
お兄ちゃんも見てるし!
「可愛いね〜、姫凪
じゃあ昼休みは人気のない所に
連れて行こっと〜」
ケタケタ笑いながら
またホッペに唇を押し付けてくる
子供みたいな顔をして
放つ言葉じゃないよ!
さすがにコレにはお兄ちゃんも…
「まっつん…さ…」
キター!ブリザード!?
「ん?何だよ?」
「バレないようにヤんなよね〜?
まっつんのせいで姫凪が
停学にでもなったら
及川さん怒るからね!」
え?そっち??
「バレた事ねぇから心配するな〜」
イヤイヤ!一体何人と
どこで何をなさってるので!?