第15章 ♢先取りサプライズ(黒尾鉄朗)生誕記念 完結
『うん…鉄朗…好き…
大好き…です…』
首にシッカリ腕を巻き付け
耳元に必死に声を届けると
「俺も…ヤバいねェ…
その声で…イケそ…
もっと、言って?
姫凪一緒にイこう」
今度は鉄朗が優しい顔と
思いっきり優しい声で
私の耳に声を届ける
『ん…一緒がイイ、です』
「『大好き』」
重なる声をかき消す様な
甘い音が鉄朗の腰の旋律によって響き
そこに私の声が重なる
溺れてしまう
深く深く甘く
そんな感覚と鉄朗の温かい身体に
抱かれながら
二人で絶頂を迎えた