第15章 ♢先取りサプライズ(黒尾鉄朗)生誕記念 完結
そんな俺が姫凪に
変な事するはずがない
ゲームの時間は邪魔しねぇし
人前で襲いかかるのも控えてるし
エッチは家でしかしない様に
相当我慢してる
そんな俺のどこに否がある!!
「姫凪〜
なに、ブータレてんですかァ?
こっち向けってー…」
きっと、アレだ
また変なヤツに告られて
断ったら
”能面女”とか”女王様”とか
言われたんだ!
そうに決まってる!
勝手に納得して
姫凪の肩にジャレつくと
『…鉄朗…ごめん…なさい
しばらく一緒に帰れないし
部活も見にいけません』
「はい?」
スンゲェ不意打ちパンチを
食らってしまった
『チョット予定が詰まってしまいました
今日のお茶も…その
キャンセルして…良いですか…?』
オイヨイヨイヨイ。
とりあえず
待て。落ち着け。
いや、俺が!