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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


こんなに好きなのに
好きだと言ってくれてたのに

なんで、なんで…なんで…!

考えても仕方ないのは
分かってるのに
考えても涙が
こみ上げてくるだけなのに

考えない選択肢がないのかと思うくらい
想いは溢れて止まらない

息苦しさに
蹲りそうになった

その時

「布施さん?」

当然掛けられたら声

『ひゃぁい!?』

振り返った先には

「なにしてんの?」

『日向…こそ。
何しにきたの?』

「え?おれ?
えぇーと…」

勢いで付いてきたのか
たまたま鉢合わせて
気不味いのか
オドオドした
日向の姿

『心配してくれてるなら
大丈夫だよ
体育館の暑さで
クラクラしただけだから』

オデコに張り付いた
髪の毛を剥がす仕草をしながら
笑った顔が

「大丈夫なわけないだろ!
この前からずっと
泣きそうな顔してる!
布施さんも
…影山も!」

思わず固まってしまう
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