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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「影山大丈夫かな」

「大丈夫デショ
そんな大した怪我でもないし
後頭部も耐性ついてるかもよ」

影山くんが帰った後
月島くんと山口くんが
話すのを背中に聞きながら
雑用をこなしてると

「姫凪ちゃん
心配なら付いて行って
良かったのに
片付けなら自主練組が
やるだろうし…」

清子さんが私に声をかける

『いえ、別に…心配ですけど…
余計なお世話…だろうし…』

「そんな事ないんじゃない?
だって影山と付き合…」

『清子さん!
スポドリ作ってきますね!
自主練組、汗だくだし!』

「え?姫凪ちゃん!?
まだある…」

清子さんの声を
スルーして
バタバタと体育館を出る

逃げても意味ないのに
”付き合ってない”
そう言うのが辛くて。

あんな事があって
もうダメだと分かってるのに

もしかしたらを
期待してしまってる

いつも目で追うのは影山くんの背中で
少し話すだけでも
胸が張り裂けそうに痛く熱くなる
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