第14章 おくすりイカガ?(二口堅治)生誕記念 完結
『え?なに?』
「離れんな。
抱き締めたままがいい。
他の事全部より
オマエに側に居るのが嬉しい。」
『は、はい…!』
「あー!もう!クソ恥ずっ!!
こっち見んな!」
俺の言葉に真っ赤になる姫凪を
胸に押し付けて
思いっきりキツく抱き締める
『痛いよ…』
「悪ぃ
今日は優しくだったもんな」
腕の力を緩めて
甘いキスを送り
徐々に深いキスに変えていくと
『だから…その顔、反則だってば
優しくして欲しくなくなる!』
トロンと融けて甘い顔
どっちが反則なんだよバカ
「オマエこそ!
優しくしたくなくなる!」
赤い頬に噛み付いて
「そろそろ二回目の
治療いっとく??」
イタズラに笑い掛ける。