• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「月島、サボってんじゃねぇよボケ」

「はいはい。
機嫌悪いね、王様」

機嫌悪いのは…

「流れ弾気をつけろよ、布施」

『ありがとう』

私のせい、かな…
私が居るから…
マネージャー辞めないでと言ったのは
本心からじゃないのかな…

「…空気重い。
マネージャーとして居るなら
割り切りなよ。
でないと、本当に怪我するよ
キミも王様も」

月島くんは
それだけ言い置いて
コートに戻る

そうだよね
もう決まった事だ
気持ちにケリを付けて

普通にしない、と。

何度目かの決心
心はそれでもまだ揺らぐけど

下を向いては居られない。

フラつく身体に力を込めて
コートの中の皆に声援を送る

少しずつ進もう
アナタから離れる道へ。

アナタを苦しめずに済む
距離まで
歩いて行こう

空になった隣にも
きっとそのうち慣れる

そうだよね

アナタも、そうでしょ?

そう…だよね…?
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp