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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「布施…」

『かげや、ま…くん…』

声は重なるのに
愛欲は混ざり合うのに

心だけは重なる事がないまま
幕は下りた

情事の後
引き抜かれた自身
溢れる欲には
赤く血が混じってた

「布施…すまん…」

起き上がる気力も
体力もゼロで
だらしなく寝転ぶ私に
落ちて来る声は
今までで一番悲しい声

『謝らないで…私が悪い、の…』

かろうじて隠した涙顔に
伸びて来る冷たい手

「布施…スマン…」

優しく触れられると
離れられなくなる

こんなズルい自分を
許して欲しくなるから

『触らないで…ごめん、なさい…』

早く私を…手放して…

そう願って声を絞り出す私に

「…オマエが悪いわけねえ。
俺が悪い。
スマン…俺は
オマエに似合わない」

落ちて来た声

違う。
私がアナタに似合わない
アナタは悪くなんか…

「俺は…止めた方が良い
俺とじゃ幸せに…なれねぇから」

ないのに…。
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