第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
しばらくぶりに聞いた
その声は暗く沈んで
「なんで、黙ってたんだ…?」
鋭く尖ってる
『…ごめん…言おうとしたんだけど
言い出せなくて…
嫌われるのが、怖くて…』
「隠し事…は、しないって約束した…」
責められても仕方ない
約束を破ったのは私だ
どれだけ責められても
受け入れる
だから
だから…お願い
『国見と喧嘩したりしないで
責めるなら私を責めて…』
嫌わないで…。
私の声に
「分かった
…何されても文句言うなよ」
冷たい声が響き
私をソファーへ連れて行く
乱暴に押し倒された身体
重なった唇は
いつものキスとは
全然違い
強引なキス
でも、私は…
「舌、出せよ
全部上書きしねぇと
気がすまねえ」
拒んだりなんて出来ない
ううん、したくない。
それで影山くんの気持ちが落ち着くなら
なんて事、ない…!
言われるまま舌を出して
なされるがまま
受け止めてると
更に激しく私を煽る様に
影山くんの舌が
私の口内を犯していく