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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


背中を摩る手を払いながら
フラフラ歩き出す日向

『顔色地獄だから!
潔子さん、どうしましょー!』

追いかけて背中を擦り続ける私を

「放っとけば治る」

影山くんの不機嫌な声が
引き離した

『でも…すごい顔してない?』

「変な顔はいつもだろ。
あんま構うな、ボケ…」

少し尖らせた唇
これって…

「亭主関白な事で~
布施さんも大変だね
独占欲の塊の相手とか」

「誰がだ、ボケ!
日向もいつまでもヘバッてんじゃねぇぞ!」

ヤキモチ…!?だよね!?

指摘された事で
不覚にも浮かれ上がる私を

「…相変わらず王様だな、影山」

「…」

神様が見逃すわけがない。

「金田一…」

「なんだよ?見捨てた
チームメートはもう知らねぇってか?」

金田一くんの声に
空気が一気に変わる

でも、私には
その声より向けられる
一人の視線が重い

『ちょ、ちょっと。
今は敵だけど
元チームメイトでしょ
喧嘩やめなよ、ね?』
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