第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
青城には北川第一の
バレー部が
上がることが多いから
顔見知りもチラホラ要る
まぁ、挨拶以上に絡んで来るやつも
居ないんだが…
体育館を探し当て
中を覗くと
青城はまだ数人残って
自主練をしていた
「及川!ヘラヘラすんなボゲェ!」
「自分に声援がないからって
嫉妬は良くないと思うよ、及川さんは!」
「うっせぇ!殴るぞ!」
「殴りながら言わないで!」
懐かしい掛け合いに
少し笑いながら
国見の姿を探すけど
見当たらない
「居ねぇってどういう事だ
行くって言っただろうがよ」
「「??」」
しまった。
声出てた。
しかも
「あれー?飛雄じゃん
なにしてるのかなー?」
嫌な人に見つかった。
「あ、いや…別に…
国見に用が…」
「お前が国見に今更何の用だよ
てゆっか、なに堂々と
スパイに来てんだよ、王様」
嫌な奴まで居やがるし。
「関係ねぇだろ
つーか、王様って呼ぶな」