第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
当たり前に
"また明日"が飛び交う内容に
身勝手な苛立ちが湧き上がる
なんだってんだよ
何で急に
素っ気なくなって
国見なんかと…
国見…なら
なんか知ってるかも…
フワリと浮かんだ
あの無気力な顔
青城もきっと自主練してるだろうし
家は遠くない
終わりでダッシュしたら
捕まるかも…
とりあえず真っさらな
国見とのトーク画面に
[話がある]
とだけ送って
自主練に…
[なんだよ]
って!返信早ぇな!
AIが自動返信してんじゃねぇべな!?
[会って話す
終わったら連絡入れる]
[面倒くさい、来ンな]
相変わらず早い返信だけど
俺を拒否する国見に
昨日の布施が重なって
更にイライラが蓄積されていく
[行く。待ってろ、ボケ]
何か来た気がするけど
読まずに放り投げた携帯
自主練に参加するけど
いつも通りとは程遠い仕上がりに
「影山、どうした?
調子悪いなら
無理すんなよ」
日向にまで心配される始末