第14章 おくすりイカガ?(二口堅治)生誕記念 完結
「二口さん!
部活行かないンスか!?」
「先行ってろ黄金川!
メニューは青根に渡してるから
後、鎌先さんとか来たら
テキトーに引き止めて練習入って貰え!
あ~!!後、練習試合の準備は
一年にやらせとけ!」
「ハイッス!!」
教室に顔を出した黄金川を
追い払い
「姫凪、今日は
見に来る?」
姫凪に声を掛ける
伊達工業とある放課後
もうカナリ肌寒い
人気の無くなった教室で
相変わらず居残りの俺ら
つっても俺は
彼女の布施 姫凪が
クラス委員だから
色々押し付けられる雑用を
部活始まるまで手伝ってるだけなんだけど
何でって?そんなの分かるじゃん?
「つーか、見に来て?」
一緒に居たいだけ、悪い?