第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)
願ったり叶ったりと
また姫凪を押し倒すと
『ひゃあ!冷たっ!
徹のケダモノーー!!
そんなわけないでしょーー!
それにラグーー!
超汚れてる……!
これどうするのよーぉ…
お母さんになんて言えば…』
俺と姫凪の欲で
濡れたラグに肌を冷やされた姫凪が
俺を押し退けて
オロオロ取り乱す
よく見たら結構悲惨な状態だ
姫凪が慌てるのも分かる
さすがにヤリ過ぎたかも…
「洗うの手伝うから
そんな怒らないでよ」
『…』
ヤバイ。
シカトは結構ガチで怒ってる?
「ねぇ?
姫凪…姫凪ちゃーん?」
猫なで声で姫凪に
近付くと
『ブッフォッ!
徹焦りすぎー!
大丈夫だよ!これくらい!』
イタズラな笑みを浮かべて
俺に抱きついて来た
「え?は?でも…」
『このラグ古かったし
それに洗濯機で丸洗いも出来るヤツだし
気にしないで良いんですぅ!
徹がね
あんまりにも慣れてるから
意地悪言いたくなったのー!』