第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)
「うるさいな!
もっと痛い想いしたくないなら
黙って治療されてなってば!」
姫凪の足を抑え
傷口を消毒して
傷テープを貼って…
チラッと姫凪を盗み見ると…
ギュッと目を瞑って
プルプル震えて
なんてゆーか…
「姫凪のバーカバーカ…」
我慢なんか無駄だと
思っちゃう
『え?チャント大人しく…
して…る、、ぇえ!?』
どれだけ我慢しても
そんな顔されたら
「男の前でそんな顔したら
こんな事されるって
分かってないのかい?」
もう止まれない
抑えてる足をグイッと開き
ソファーの上に押し倒す
『こんな事って、ナニ…するの…』
「ナニされるか?
今から分かる…
大丈夫、痛くしないから」
バスローブの紐に指を掛け
シュルリと解くと
予想より大きな膨らみが
レースに縁取られチラッと覗く
白い肌にゴクリと飲み込む唾
「可愛い下着
この下はどうなってるの、かな?」