第12章 ♑🎃Halloween2017🎃(赤葦京治)完結
『京治?!』
「鉄朗…?喧嘩アカン…」
姫凪さんとアイさんが
ソワソワしながら
俺達に駆け寄って来る
よし。
黒尾さんと目配せをして
「「そう思うなら…」」
それぞれの姫さんの手を握って
引き寄せ
「機嫌直して下さい」
「癒やしクダサイ」
身体を抱き上げ
別々の場所へ連れ去った
「「おい!姫凪!」」
「うわ…最低…放置…」
後ろから声が聞こえた気がしたけど
華麗にスルーして
『京治!?
自分で走れる!』
「却下です」
姫凪さんの声もスルーして進み
「さて、どこで
イタズラされたいですか?」
人混みから外れた路地で
姫凪さんを下ろす
『け、京治!?まさか…』
俺の予想以上に
スリリングなプレイを
想像した姫凪さんに
クスリと笑みを漏らす
俺の中の二択は
部屋とホテルだったんですけどね?
「ここでもモチロン俺は良いですけど?」
まぁ、三択にするのも悪くないかな?