第12章 ♑🎃Halloween2017🎃(赤葦京治)完結
孤爪の声にビクッと
俺と姫凪の身体が固められる
振り返ると気配を消してたのか
元々存在感が薄いのか
いつの間にか近距離で
佇んでた孤爪
「なに?続きどうぞ?
姫凪の顔可愛い」
興味津々な顔して
姫凪さんを見る孤爪の顔に
「ウルサイ。
そこまでサービスさせられないから
姫凪さん戻りましょう」
手の平を押し付け
輪の中へ戻る
「姫凪ちゃんは
何着たいん?」
『んー…?私は…」
しまった。
「どないしたん!?
なんかボーッとしてるよ?
熱?風邪?!」
熱でも風邪でもない。
「姫凪!エロスイッチ入ってる顔!
しかも焦らされたヤツ!」
よくご存知で!
腹立つ!