第12章 ♑🎃Halloween2017🎃(赤葦京治)完結
その顔がは上と思えない程
幼くて愛しくて
不貞腐れてた事も忘れて
笑みが零れてしまう
『本当に?
さっき眉間の皺凄かったから…』
モジモジしながらも
ジッと目を見つめて来る姫凪さん
こんな所じゃ
何も出来ないのに
「じゃあ、怒ってます」
『え?!ヤダ…』
「…じゃあ機嫌直してくださいよ?
姫凪…シーッ」
盛り上がる木兎さん達から
姫凪さんを隠し
素早く唇を奪う
あぁ、この固まる感じが堪りませんね
「どこまでバレないと思います?」
ポカリと空いた口に
声を送って
さっきより深く口付ける
ジタバタしようとする
姫凪さんの肩を掴んで
「暴れたらバレますよ?
大人しく…ね…?」
アップにしてる事で
手を出しやすいうなじに
噛み付こうとした時
「暴れなくても
バレてるけどね」
「『うわっ!』」
孤爪!?