第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)
手を繋いで
バスルームに向かい
お互い服を脱ぎ捨てる
大きく白い胸には
俺が付けた赤い華
『見過ぎっ!
恥ずかしいよ!』
それを隠す白く細い腕に
押し殺したムラムラが
反動で暴れ出す前に
「今更でしょう?
ほら、入りますよ」
胸を隠す腕を掴み
少し冷えるバスルームに連れて行き
熱めのシャワーを出し
姫凪さんの髪と身体を洗っていく
『気持ちいい~
京治髪の毛洗うの上手だね』
「姫凪さん直伝ですからね」
『う、ん…気持ち…い』
"気持ちいい"の声が髪を洗ってる時と
変わって来たのは
「こらこら、逃げないで。
チャント洗わないと」
洗ってる場所が
髪から身体に変わったから
『洗い方、エッチ…』
「そうですか?
そのつもり無いんですけど…」
『そのつもりしか無い顔してる…ぁ、んッ』
甘い声を必死に我慢してる顔が
可愛くてついつい
イタズラに手が動く
その度に微かに揺れて泡を揺らす肌が
愛しくて仕方ない…けど。
「はい、後は流しますよ」
今は我慢するって約束ですからね
今は…ね。