第2章 ♡小さな変化大きな一歩(五色工)生誕記念 完結
悔しくて溢れそうになる涙を
必死に堪えてると
『なんで…!?キスまでして…
…友達のままなの?
ヤッパリ…勢いで…キスしたの?』
布施の言葉が届いて
「ん?待て…ヤッパリ…?
チョット…頭の整理がつかねぇ…
え?俺嫌われて…ない?」
涙が引っ込む
浮かれそうになるけど
嫌って言われた事が
引っかかって浮き切れない
でも、まだ可能性があるなら
カッコヨク告って
巻き返して
俺をガンガン好きに…それから…
いや、欲張るな!
巻き返しとか
もっととか
欲張ったらロクな事にならない気がする!
とにかく俺の気持ちを伝えなきゃ!
「布施…あの!」
そう思って開いた口が
『なんでそうなるの!?』
布施に遮られる