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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


誤解されそうな…か。
するのかな…京治は……って!
なに不安になってんのよ!!
私と京治の間に不安なんて
入る隙間無いんだから!!

ガタンッと音を立てて立ち上がり
残ってるメンバーに挨拶をして
店を出た
冷たい風が昇った血を
せっかく静かに冷やしたのに…

『あ、京…』
「姫凪…」

「姫凪ーーー!
お疲れーー!」

マックステンションで
飛び付いて来るデッカい獣と

「これがあかーしの!?
メッチャ可愛えやん!」

「美味そうやな…
柔らかそで…
なぁ、自分飯作れる?得意?」

その後ろに同じ顔が二つ

「なぁ?腹減った…
食わせてや」

覇気のなさそうな方が
私の顔を覗き込み

「アカンの?」

腹ぺこの仔犬みたいな目で
ジッと見て来る

『チョット…近い…
そんなに、お腹空いてるの?』

「おん。
木兎クンが飯食わせてくれへんかってん
木兎クンだけハンバーグ食ってた…」

これは、駄目なヤツ。
好み云々でなく…
なんていうか…

「美味しい飯食いたい…
お腹いっぱいやないと
寝れへんねん、俺」

弟みたいな感じがヤバイ。
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