第10章 ♡🎃Halloween2017🎃(及川徹)完結
『徹…気持ちいい…もっと…シテ』
更に言葉でもイカそうとしてくるから
ウチの姫様は堪んない
「壊れたいって事で、オッケー?」
突き上げて
荒れる息で言って
目を見据えると
『壊したいって事で、オッケー?』
妖艶な笑みを返して来る
見つめ合った目が二人
ユックリ細くなり
「『もちろん…だよ…』」
重なる声にまた微笑みあって
ギュッと抱き締めあう
パチュパチュと響く音に
お互いの声を絡めて
絶頂への階段を上り詰めていく
「姫凪っ!
好き…もっと抱き着いて!」
『徹…抱き締めて…』
ほぼ同時に
強請り合う
笑う余裕はもう無いけど
心では微笑み合って
絡めた指に力を込め
二人の愛を混ぜ合った