• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


「いや、普通に迷惑
木兎さんと飯でも…って!
なにしてんですか!?」

「ん?姫凪にLINEしといた
夜はイケメンナイト軍団で迎えに行くから
頑張って仕事しろよーって」

「姫凪さんは
今日遅くなるみたいですから…」

「「「尚更お迎えだろ(やろ)」」」

それは俺一人でって選択肢だけを
脳内に埋め込む方法は…

「じゃあ暇つぶしに
どっか行こうぜー!」

「「はーい」」

ないみたいですね

いま大きく吐いた溜息さえ
可愛いものだと感じるのは
少し後の話

カラオケにボーリング
からのファミレス

なんでこんな長時間
見慣れた顔と一緒に居なくては
イケないのか?

朝のアレは夢だったのか?

時計の針が
深くなる夜を告げた
その時

「電話鳴ってんで」

姫凪さんからの着信

「会計済ませておいて下さい
スグ戻りますから」

木兎さんに適当にお金を渡し
携帯を掴んで店を出る

「姫凪さん?
スイマセン…巻くに巻けなくて…」

お疲れ様より先に
こんな事言うなんて
なんて日だ…。

せめて電話越しの甘い声に
癒やされたい
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp