第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥（宮侑 治）

ホンマこれだけで
もう俺のモヤモヤなんかブッ飛んでるし
今すぐイタダキマスしたいんやけど…
チャント話さなきっとサクラがまた
モヤモヤしたまんま抱き潰される事に
なってまうからな…

チャント引き出したるよ
セッターの侑みたいには上手くないけど

「なぁ、早く機嫌直してくれや。
治くんが素直にならな
こっちのオサムクンが
暇を持て余してイタズラしてまいそー…」

俺得なやり方で、な？

硬くなった自身をゴリッと
サクラに押し付けて

「イタズラっ子に
エッチな尋問されたいん？
侑との事と角名の事
ぜーんぶ聞き出さなアカンから
結構激しい取り調べになってまうで…？」

サクラの身体を撫で回す

「ん、アカ…ﾝ…！
そんなに触られたら喋れん…し…」

「アカンで、喋らな
治くん拗ねたまんまやと
もっと意地悪してまいそやもん
ほら…こーんな事とか…
んー？サクラ…湿ってない？
尋問怖ぁてお漏らししたん？
もしかして…俺の声だけで濡れるん？
そんなエッチな子ぉなん？サクラは」