第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)
「待たへん
抱きたい…アカン?」
耳を胸を
"嫌"なんて言葉を奪う様に
愛撫して
「…これでも、アカン?」
ナカを指で広げて掻き混ぜると
「…ッッ!治くん、それ…あかん
イッちゃう…!」
胸と耳で融けたナカが
キュンッと収縮する
「アカンやろ?
指なんかでイッてもうたら
コッチ欲しないんか?」
指を引き抜き
脱ぎ捨てたスボンと下着の下で
滾ってヨダレを垂らす肉欲を
割れ目に擦り付けると
「あ…欲し…ぃ」
揺れる腰がカリを探って
ヒクつく割れ目は
自身を飲み込みたいと強請るように
愛液を垂らす
「自分から飲み込むとか
えっろいなぁ…
でも、チャント着けるまで
お預けや…サクラ、好きやで」
割れ目から腰を引いて遠ざかり
枕元のゴムを素早く嵌める
「そんな欲しそうな顔すなや
生でブチ込んだら怒るやろ?」
俺を見つめる潤んだ目に口付け
「お待たせ。
奥まで可愛がったるから、な」
片足を持ち上げグンッと一気に
肉棒を捩じ込んだ