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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


キッカケは日曜日。

ダブルデートして
姫凪が襲われてるんを助けて
一日とは思われへん位
目まぐるしかった

姫凪を助けた時
震える小さな身体に
俺の心も震えたのは
隠しようがなかった

ただ…せやから言うて
また姫凪を好きになる程
サクラへの気持ちは軽くない

あの気持ちは俺の中だけに
ソッと仕舞い込んで忘れよう

そう思ってた。

「今日自分らどっち帰るん?」

待ち合わせ場所まで戻った所で
侑が俺らを振り返る

「サクラ、俺の部屋おいで」

特に場所に意味はなかった。
ただ俺の家のが近かったから
早く抱きたかったから
そんだけの事。

「あ…うん、分かった…」

「ほな、行こか
あんま早く帰ってくなよ、侑」

「うっさい!乱入したろか!」

いつも通りの会話して別れて
歩く帰り道

「それにしてもデート久々やったな
楽しかったけど
やっぱり二人のが気楽やな
今度は二人でどっか行こや?
サクラが行きたい所連れてったるよ」
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