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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤


『なぁ?これ…ガチ?』

「おん。あの北さんが
冗談言うと思うか?」

荒れた部室を掃除した後
だだっ広い体育館の中で
姫凪がポツリと呟く

『…授業始まるまでに
終わらんくない?』

「終わらせるんや。
授業サボったら
それこそ北さんに
大目玉やで」

『…きれいな顔して
オニやな…北さん…
助っ人呼ぶ?
角名くんとかサクラとか…
あの三年の人良さそうな先輩は?
尾白さんやっけ?』

モップから携帯に持ち替えた姫凪が
サクラの番号に指を滑らす

確かに人が多い方が
楽になってええねんけどな?

「…ええよ、二人で。
サクラ来たら絶対治も来るやん」

『そりゃ来るやろけど…ええんちゃう?
後は掃除だけなんやし
正直私の身体限界やし…』

まぁ、アレから二回ブッ通して抱いて
その後、汚した部室掃除して、で
限界なんも分かってる…けど

「俺一人でも掃除するから
呼ばんでええ」

『なんで?』

分からんやっちゃなぁ。
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