第9章 至福の甘さを召し上がれ(灰羽リエーフ)生誕記念日 完結
柄にもなく超絶照れて
「それ言う為に
エッチ拒否ってた?」
なんて照れ隠しするケド
ヤッパリわざとらしくて
余計に照れるから
失敗したって思ってしまう
だけど姫凪は
そんな俺の失敗さえ
『そうじゃない!
…けど…
怖くて…なにか思い切れる
きっかけが欲しかったの…
でも、それは私だけで考えてて
それじゃだめだって
あの日たまたま会った
黒尾さんに怒られて…
だからチャント誘おうって
思いながら
なかなか言い出せずで…』
自然にラッキーに変えてくれる
姫凪の気持ちも
あの日、黒尾さんと居たわけも
俺の聞きたかった事は
自然と俺に届けてくれる