第2章 ♡小さな変化大きな一歩(五色工)生誕記念 完結
チャント話すよりも先に
「チャント聞けないなら
聞ける様に大人しくさせるぞ!」
泣いて俺を見つめる
布施を抱き締め
唇を奪ってた
イキナリのキスに藻掻く
布施を家の壁に押し付けて
何度も重ねる唇
人生二度目のキスも
無理矢理とか
俺、最低かよ。
大人しくなった布施から
唇を離すと
力の抜けた身体が
ズルズルと壁を擦って落ちて行く
『五色くん…』
俺を見上げ真っ赤になった姫凪に
「ゴメン!あの!
俺…!何やって…
本当にゴメン!」
身体をガバッと二つに折る