第9章 至福の甘さを召し上がれ（灰羽リエーフ）生誕記念日　完結

『リエーフ…熱い』

「姫凪も火照ってる
まだ熱くさせるけど
て事で！おとなしくな？
とりあえず汗だけ流す
姫凪はまだ少し
冷やしてナサーイ！
逃げたり暴れたらココでシマス」

シャワーをお湯に切り替えて
全身を濡らし
洗ってる間は
水にして姫凪の患部を冷やす

朝風呂入ったけど
一応もう一回と
髪も身体も洗って
姫凪と同じ匂いに包まれる

「オッケ！いざ、ベット！」

キュッと閉じたシャワーに

『りえ……ﾝﾝ！』

「静かにしろって
ダイジョウブだから
いっくぞーー！」

焦る姫凪の唇を塞い
大きなタオルで
二人の水気をうばって
そのタオルを巻き付け
姫凪の部屋まで
姫抱きでダッシュ