第9章 至福の甘さを召し上がれ(灰羽リエーフ)生誕記念日 完結
目の前には半裸の姫凪が
顔を真っ赤にして
俺を見上げてて
必死に我慢してたハズの
灰羽くん家の
リエーフクンは
ソワソワ出番はまだかと
催促してくる
ダメ!ガマンシナサイ!
仲直りしたケド!
それはそれ!
姫凪はきっとまだ…
『出てって!』
だよなぁー…
『リエーフの服濡れる!
パジャマしか
着替え用意してないんだから!』
そうそう着替え用意して…
「ハイ!?」
どーゆー事!?!
『…その…家今日誰も居ないから
お泊り…して…行かない…?』
だから!どーゆー事!?!
半裸でそれは…
「ガチ待って…
理性が…ケッカイする…ます」
待て。今までも数回だけど
お泊りはあった
姫凪のオヤジさんと
同じ部屋
姫凪のオヤジさんの
パジャマで寝かされて
結局姫凪とは
別々の部屋で寝たし
でも俺のパジャマ?
両親居ない?