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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤


「嘘つけ…
また何かあった顔してんじゃん」

サクラがあんな顔する原因は
一個っきゃないよな

なにがあった?
普通にイチャイチャして
アレコレやって
上手くいってると思ってたんだけど

違ったわけ?

サクラが去って
教室に用は無くなったから
仕方なく三年の教室へ向かい
北さんにビビりながら
説教を受ける

「今日の放課後は
サボんなや?
チャント掃除して帰り
聞いとるんか?」

「はい…聞いてます…」

「どんだけ上手にサボっても
誰かが見とるよ
バレへんわけないんやで?」

"誰か"じゃなくて
"アイツに"見て欲しい…
でも治しか見てないもんな

あぁ…そうか。
こんな気持ちだったんだ

サクラは。

「ツラ…」

「なんや?」

「なんでもないです
じゃあまた部活で。
飯食ってきます」
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