第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
"うん"と
頬を染める姫凪に
"可愛い"と
その頬にキスを落として
グッと奥に肉棒を突き立てる
ピタリとくっつく肌を擦り合って
敏感な突起同士で擽り合うと
快感の隙間に笑いも混ざる
幸せ過ぎてずっとこうしてたいな。
でも、俺が動けば
締まって絡まって
俺の喉も心も全部全部
甘さで犯してくる
俺も姫凪の心も身体も
ナカの中まで犯し尽くす様に
絡み付いてしまう
止まれるわけない、か。
声にならない"愛してる"を
身体に刻み込みながら
二人のハジメテに幕をおろした