第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
進む指にビリビリと感じながらも
震えが増す姫凪の身体と
強張る顔
「痛いんか?」
『ちょっと…だけ…
それに、音…恥ずかしいねん』
動かす度にクチュッと立つ音に
白い肌まで赤くなりそうな程
恥しがる姫凪
「アカンて、お前。
そんな顔されたら
俺の理性が保たんて…」
息もテンションも上がりっぱなしの俺。
更に深く沈めて
キツいナカで指を愛液と遊ばせる
『ン、ァ…侑…恥ずかしい…!』
「せやから、そんな声出されたら
もっと止まらんくなんねん
姫凪、もっと…哭いて?
俺で感じて、な?」
増やす指の早くなる動きに
ユルユルと腰が浮いて来る
「姫凪…エロい…
分かるか?
感じてるって身体が言うてるんが…」