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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第8章 ♡安息地(ひだまり)みつけた(孤爪研磨)生誕記念 完結


ベンチに座って鳴らない携帯を
恨めしそうに眺めてると

知らない11桁の番号が
ディスプレイに表れる

「もしもし」

ワンコールで出るとか
どんだけ必死?って
軽く突っ込む気持ちも
無くはないけど
仕方ないよ

〈もしもし覚えてる?〉

「分かるよ、姫凪」

待ってたんだ
その声が聞こえるの

〈今、時間ある?〉

「…ある…」

ドキドキしてる?
走ってもないのに

これって、ヤッパリ

〈会える?〉

「良いよ」

そうだよね?
姫凪にドキドキする
”ナニカ”があるから、だよね?

それはナニ?
知らない
分からない

だから

「あの日遭った公園に居るンだけど…」

教えてよ。
この気持ちの理由。
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