• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第65章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑、宮治)


握られた手を丁寧に解いて

「戻ろ?」

背中を向ける

沈黙が数秒。
傷付けたかも、と
少しチクリと痛くなった胸に

「…惚れた!
また惚れた!!」

風穴空きそうな程の
大声が届く

「侑くん!?
話聞いてた!?」

「当たり前や!
弱そうに見えんのに
芯の強いオンナ!素敵やん!?」

驚いて振り返れば
目をキラキラさせて
幼い子供みたいな顔で私を見つめてる

「いや、あんな?
私は治くんが好きで
シツコイ性格で…って
聞きぃ!」

「その猫被ってへん
素な感じもエエやん!
こんなサクラ治知らんやろ?!
モウケ、モウケ!!
可愛エエな!好きやで!」
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp