第63章 ♡七夕企画🎋2019（及川徹）

バカだね
分かるだろ？

「姫凪といつまでも
一緒に居られますように…」

『あ…それ…私も』

うん、知ってる
ってゆっか、一緒じゃないわけ
ないじゃないか、バーカバーカ。

「うん、一緒。
俺も毎年一緒だよ
だから…今日も俺の胸で眠ってよ、姫凪」

頭を撫でる俺に
ニコリと一つ微笑みを返し
静かに寝息を立てる唇に
ソッと口付け俺も目を閉じ
シッカリ抱き合い
体温を移し合って
姫凪を追いかけ
夢の中へ旅立った