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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第7章 ♓キミをちょうだい(月島蛍)生誕記念 完結


姫凪が居ても居なくても
1日は変わらず過ぎて行く

でも、当たり前の様に
そばに居た姫凪は
今日は居ない

一人で寝転ぶ部屋のベットは
広く感じて
夜になっても寝付けずに
無駄に寝返りが増えていく

「声…聞きたくなんないのかよ…」

鳴らない携帯に毒付いてると
部屋に着信音が鳴り響く

姫凪?!

飛び起きて画面を見て

「…今かよ…」

眉間のシワが倍増

「なんですか?黒尾さん」

〈あからさまに
テンション下げないでクダサイ〉

「機嫌悪いんですよ
察して下さい
で?なんですか?」

軽い声に不快感を顕にすると

〈スクープ映像を
送ってやろうと思ったのに…〉

絶対ニヤケてるであろう声が
耳に響く

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