第58章 ♑瞳に酔う(赤葦京治)生誕記念 完結
『京治…愛して…
恥ずかしさも融かして』
フワフワする頭に流れ込んで来る
甘い声に
ビクリと跳ねる身体
甘い香りも熱い視線も
いつも通りなのに
いつもより興奮してしまう
「姫凪
もう、ダメって言われても
ヤリますよ?
なんだか、止まれない」
熱い手と手を握り合い
走り出し
人気のない場所を
本能が見つけ
冷たい壁に背を預け
姫凪さんを
俺の胸の中へ倒れ込ませる
『京治…』
名前を呼ばれるだけで
滾って張り詰める自身
「姫凪、可愛い…
もっと俺を呼べよ」
姫凪さんの肌を
控え目に顕にしながら
自分の服も乱していく
いくら火照っていても
さすがに寒空の下で
剥ぎ取るわけにはいかないですからね
ただ…
『京治…凄く熱い…』
「姫凪も…熱くて甘い…」
乱れる息とチラチラ見える肌
素っ裸よりも
ある意味そそる
『京治…触って?
…もう…我慢できない』
「姫凪も、ね?
一緒に融かし合いましょう…」
ずらしたお互いの下着は
同じ様に湿って
秘部は
愛を欲しいとヨダレを垂らしてる