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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第55章 ♉わざと、の効果(孤爪研磨)生誕記念 完結


『研磨…』

疑うとか怒るとか
そんなんじゃなくて

『寂しかった…』

そう、ただ単純に
悲しんで寂しさに押しつぶされてる

誤魔化す方法は何かあるのかも知れなくて
でも、おれには
それは思いつかない

かっこ悪いな
サプライズの意味ないな

でも

『ゴメン…子供で…
我慢…する…から
きらいに、なんないで…』

「なるわけないじゃん。
どっちが先に好きになったと
思ってんの?
我慢なんてしないでよ
おいで?
紙切れの段階で悪いけど
…おれの誕生日には形になってるから
貰って?」

姫凪が泣くより
全然いいや。

発注書の控えを姫凪に渡して

「指輪…作ってた…
デザインとか…気にいるか分かんないけど…
驚かせたかったから
連れていけなかった…ごめんね?」

チュッと唇に吸い付く

結局全部ネタバレで
サプライズも全部台無しで
なのに、なんでこんなに

『…研磨ぁ!嬉しい!
ごめんね!ゴメンね!
でも…ありがと…!!』

幸せなんだろ。 
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