第52章 ♉俺専属 姫王子(木兎光太郎)生誕記念 完結
その後も誕生日まで
普通に過ごした
キスもしたしデートもした
でも…
「姫凪…」
『は、はい!』
「添い寝!
ほら、早く!」
『え?あ、はい…』
どこか警戒してる姫凪を
襲うのは何か違うくて
「大丈夫だって!
許してくれるまで
チャント我慢シマス!
姫凪…好き…
この前は強引にシテごめんな…?」
抱き締めて眠るだけの日々が続いた
もちろん全然大丈夫じゃねぇし
今すぐにでも突っ込みてぇ
だけど
『うん…私も、大好き…』
姫凪のホッとした顔見ちゃうとな?
コウタロウくんも意地を見せるわけだ!
誕生日の日まで我慢して
誠意を見せて…なんて考えてた
波乱が近付いてるのも
知らねぇで。