第51章 ♑甘ったるく融かして(黒尾鉄朗)9/6(クロ)の日 完結
「黒尾、ウチの日向知らないか?」
「サームラくん?
練習中断とか珍しいじゃん
チビちゃん迷子ですかァ?」
「多分、月島と木兎の所に
行ってるんだと思うんだが
影山の密告で
レシーブ練習してない事が
分かってな…」
「サームラくん顔怖ぇから…
ウチの夜久パイセンより
怖ぇから」
自主練の休憩中
烏野の澤村くんと
自販機の前でバッタリ会って
談笑する合宿の午後
今年から参加した
烏野の(主にオモロイチビちゃん)の
おかげで
研磨もまぁまぁダレずに
練習してて
実りある合同合宿を
驀進中なんですがね?
まぁ、主将つーのは
色々大変なわけで。
「第3体育館行ってみるか?
多分木兎に捕まってんだろ」
「そうだな。
全く日向は…
いつまでも影山と事あるごとに
面倒を起こすし…」
「サームラくんも大変ね~」