第50章 ♢冷たく甘く愛おしく(黒尾鉄朗)パニーニの日 完結
「キッツ…!締め過ぎ…ッ
そんなに悦んで…
俺の噛み切るつもりです、かァ?」
上辺だけの余裕も
もうそろそろ剥がれ落ちそうなのに
『分かりませんっ
気持ち良くて…鉄朗、もっと…シテ』
ここで煽るかね?!
「飛ばすなよ?
最後まで俺を感じてろ
姫凪…愛してる」
シッカリ抱き締めて
最奥に届く様に腰を振りぬく
甘い声を耳で感じ
熱い肌の奥の鼓動を重ねて
「姫凪ッ!出そ…ッ」
『私も、イッちゃ、う…』
激しく肌をぶつけ
声すら快感に融かして
ベットに二人で甘く沈んで落ちた