第48章 ♡誓いは始まり(牛島若利)生誕記念 完結
それは計画実行数日前
場所はいつもの居酒屋
「若利くーん!
アキラくんも!こっちーー!」
一際目立つ天童も
「うるせぇよ覚!
長期で盆休み取って
リア充満喫してる顔しやがって!」
「ごめんね!アキラくん!
ナナが激しくてネ~」
「ムカつく!ウラヤマか!
あ~!俺もリア充したいー!」
二人の掛け合いも
相変わらずで
いつもなら口は挟まず聞くんだが
今日は少し違う
「すまん、天童
水上さん。
あまり時間がないので本題に…」
「あ~、そうだったな。」
「ごめんネ若利くん」
そう今日のメインは俺なんだ。
「で?もう旅行の予約はしてるし
行きたい場所も決めてるんでショ?
他に何かあるの?」
天童がタバコに火を付けながら
俺を見て首を傾げる
今回泊まるホテルや
テーマパークの案は
随分前から天童に相談に乗ってもらっていた
水上さんには
「バカ覚。
もう一個重大なのがあんだろ!
いよいよ腹括ったか!若利!
俺は嬉しいぞ!」
主にこっち。