第47章 ♉捨て猫プリンセス(及川徹)及川徹 生誕記念 完結
「うぃーす!」
「あ!アキラちゃん!?」
「徹〜!来ちゃった!
溝口、見学良い?」
「それは良いけど
後ろの何?」
溝口くんの声に
集まる視線の先には
『あ、スイマセン!
あの…えっと…』
姫凪が居た
何しに来てんのさ
しかも何、そのカッコ…
めちゃくちゃ好みっ!!
「やばっ!なに!?
可愛いじゃん!
アキラくんのオンナ!?」
「え~?アキラくんのオンナにしては
全然スレてないじゃん?
俺にオトナにされてみる~?」
しまった!見惚れてる場合じゃなかった!
「ウチのメイドだから!
無駄なフェロモンぶっかけないで!」
「うっせぇぞ!クソ川!
部活中にオンナ来たくらいで
フラフラしてんなボケっ!
松川、花巻(オマエラ)も
オンナの一人や二人で
テンション上げてんな!
さっさと練習しろ!」
部活の鬼、漢・岩泉一に怒鳴られ
スゴスゴとコートに帰る
まっつんとマッキー
そして
「何しに来たのさ?
アキラちゃんとデートなら
場所選びなよね?
邪魔しにきたのかな?」
注目を浴びた姫凪に
俺の好みのカッコして
アキラちゃんと現れた姫凪に
とんでもなく大人げない
反応をしてしまったオレ