第45章 365/365ー毎日ー(北信介)生誕&ファン様300人記念
答えを聞く前に
部屋に押し込み
ベッドの上で奪う唇
驚いた顔を見たくて目をうっすら開くと
パチッと目が合って
お互いの真っ赤な顔が
瞳に映った
「目、瞑らんのか?」
『信介こそ…
瞑らんの?』
”普通”なんか分からへん
それは俺も姫凪も同じや
せやったら
「『顔みたいやん』」
好きにせな損、やろ?
重なった声に鼻先を合わせて笑い
そのままキスを繰り返す
「可愛ええな…」
身体にユックリ触れながら
耳打ち、そこにも口付けると
ビクリと跳ねる身体に
ゾクリと疼く俺の身体
初めて感じる
変な気持ちは
熱く固まり
姫凪を求めようと
いきり立って行く
『信介…あの、これって…
アレ、やんな?
その…信介の…』
太ももに当たる塊に
恐る恐る視線をズラす姫凪
「そやな。
姫凪に触ると
こんなになるみたいや…
嫌ちゃうか?
怖ないか?」
初めては痛い言うし
どうやったら痛くないかも分からんし
怖い想いさせるのは
気が引ける