第43章 ♡笑顔の効き目(天童覚)生誕記念 完結
「姫凪…
こら…あんまり激しくしたら…」
熱のせいか
いつもと違うシュチュのせいか
限界が見えるのが早くて
焦って腰を引くも
間に合わずドロリと
姫凪の喉に掛かる白濁の液
それを飲み込み
そのまま喉の奥にカリを
ぶつける様に頭を動かす姫凪
「姫凪が薬飲んでどうすんのー?
それに、そんなにシャブって…
まだ足りないの…かヨ…」
『…どれくらい
元気になったかなー?って?
…ふふ、すぐ元気になりそう、だよ?』
照れ笑いする俺に
イタズラに微笑む姫凪
さっきまでの心配が先に立ってた
表情じゃなくて
いつもの姫凪の笑顔に
なんか凄くグッと来る
あぁ、そうなんだ。
なんで忘れてたんだろ